DJ , PA , DAW , 配信 , AUDIO用Cableをグレードアップしてみよう♪ ②

『 音楽を体積で考えた時、50%が低音の要素でないと快適に聴こえない。』
　と言われているそうです。

以前働いていた会社に1本1,000万円を超えるというスピーカーがあった。

もぉ、ビックリ。
それこそ、低音が驚き!!
とんでもない低音が、混濁感なく、とんでもなく大量に聴こえてくる。
全く嫌でない。
あ〜、こ〜ゆ〜ものなのね！と驚くばかり。

そして、これまで埋もれて聴こえなかった音が ハッキリと聴こえてくる。

録音物によっては、
なにこの壺の音!? この音、要る？みたいな、
聴きたくなかった音まで聴こえてしまうのだ。

日本の飲食店業界に革命をもたらした◯◯ロボットの開発で有名な先生のマンションにお邪魔して、その先生が開発された平面スピーカーの音を聴かせていただいたことがある。

超有名な昔の流行歌歌手さんの古いレコードを聴かせてもらったんだけど、
その歌手の方が、身長3mくらいの巨人になって3Dで目の前に現れたかと思った。

よく、素晴らしい印象のスピーカーを『 目の前で歌ってるみたい。』
と表現することがあるが、次元が違う !! 
なんだかよくわからない感動で涙が出てきちゃうし、
恐いくらいだった。

この手の体験をすると、
これほどまでのスピーカーが世の中にあるものなのか？
と、驚くと同時に、

録音できてない音は、いかに高価なスピーカーであっても再生できるはずがない。
録音技術ってのは、スゲェな !! とも驚く。



日本人の誰もが知ってる超有名曲を作詞作曲された先生のお宅へ、
たまぁ〜に遊びに行かせていただいている。

先生のお宅の場合、スピーカーが置いてあるお部屋からしてオカシイ。
音優先の為に思い切った改築がしてある。

当然の超高級スピーカーで聴かせていただくんだけど、
超重低音から超高域まで、全く混濁感を感じない。

スピーカーとスピーカーの間に
楽器の位置と輪郭がハッキリと見えて、
愉快になってしまう。

今、あそこにピアノが見えるけど、
あそこに行ったら、どう聴こえるのかな？と
ウロウロさせてもらっちゃうw



うちの10歳の娘が幼稚園に通ってた頃、
夢中になって観てたTV番組の主題歌。

とてもイイ曲ばかりなんだけど、
CDを買ってくると、とんでもなく酷い音だった。

ぐちゃぐちゃ。

沢山の音が重なってるんだけど、おそらくひとつひとつの音が汚い。
エフェクト処理も深くて、雑で、重なってて、ぐちゃぐちゃ。

超低音とか超高音とかなくて狭いし、歪んでもいる。

歌の音域だけスカスカで、歌もスカスカなんだけど、とりあえず聴こえる。

これは、一時期の酷い傾向だったんだと思う。

Night Club で掛かる様なヤり過ぎでね!?
みたいな凄い打ち込みものでも、
かなりイイ音で録れてるのが、普通だと思う。

基本的に録音物は、ものすげぇ技術で録音されてる。


で !!


ここまでは、前振り。


で !!


このあとは、前振りの第二弾。



エレクトリック ギターに使うケーブルに 私が凝り出した頃、
私、毎晩のように大好きな3つ4つのグループの演奏を聴きに行っていた。

その3つ4つのグループのベーシストさんは、同じ人だった。
7夜連続で同じベーシストさんの演奏を聴いたこともあった。

その方、当時は、
ベースアンプのEQが5ポイントあったとしたら、
1番低いところだけ　12時を超えていて、それ以外は、全部カットだった。

当時は、ね。　 ※その後、EQを動かすことにさえ頼らなくなったんだと思われる。

低い音が出やすいケーブルのお話しをしても、
全く意に介していない様子だった。

『指先で出さなきゃ意味がない。』

当時、私は 理解できなかった。
低音が出やすいケーブルを使った方が楽じゃね？と思った。


大好きな ガッドギターとヴォーカルのデュオの
ギターの方と話してる時に、
『ギターの5,6弦の音をベースとしてもっともっと鳴らしたい。』
というご発言を聞いた。

低い音が出やすいケーブルを試していただいたが、お気に召した様子はなかった。



もひとつ。



ジャコ パストリアスさんは、
ジャズベースのトーンを0に絞って、
リアピックアップで弾いた様な音を
いつでも鳴らせる様に練習しろ！
と仰っていた。と言われている。



前置きの最終段階なのですが、

膨らんでしまった音って、やっぱダメなんだよね。

ケーブル、
1芯、2芯、4芯ってあるけど、
2芯、4芯は、結線の仕方によって音が変わってしまう。

1芯に対して、2芯のケーブルって、
実際より低域が膨らんでしまう様な気がする。

それを感じさせないケーブルもある。

指先のコントロールではなく、
勝手に膨らんでしまった低音って やっぱりダメなんだ。

もやっと膨張して輪郭がぼやける。
はじめから混濁した音が出てきてしまうような気がする。

重低音は、大好きだけど、
ぼやけた重低音は、大迷惑。

ブーミーな感じとかって、
Dance Music 好きの私としては、嫌いじゃない。
嫌いじゃないけど、雑な音では悪影響がでてしまう。

量の問題ではないので、EQで下げればイイということではない。
それが音圧と感じる程度なら良いのだけど、処理にもとても困る。
下げるしかなくなる。


今回、超高級オーディオに係る前振り前半と、
ギター・ベースに係る前振り後半でした。


ケーブルの良し悪しなんて、
機材や楽器の良し悪しに比べたらたいした問題ではない。
ケーブルを良くしたところで、

高品質なAUDIO機器と、高品質なスピーカー、
高品質なギターと、高品質なギターアンプと、高品質なスピーカー
の音が得られるわけではない。

しかし、
やっぱりケーブルも気にしなければ、
使用機器の実力を引き出せないし、
音が悪くなったり、トラブルを引き起こしたりすることになる。


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