DJ , PA , DAW , 配信 , AUDIO用Cableをグレードアップしてみよう♪ ①
DJ , PA , AUDIO用Cable
私には、思い違いがありました。
エレクトリック ギター の シールド : ケーブルは、良い品を使わなければならない。
シンセサイザー等の電子楽器類やAudio機器の場合は、
余程粗悪な品でない限りなんのケーブルを使っても変わらない。
エレクトリック ギターは多くの場合、ピックアップに電源を伴っていません。
磁石とコイルでできたピックアップの磁界の中で、弦が振動することによって生じた微弱な誘導電流をケーブルでギターアンプに送って増幅する。
いかにも微弱な信号っぽいイメージです。
10代の頃の実体験として、
なにも考えず、あのケーブルとこのケーブルを使った時に
・さっきと音が違う。
・さっきより音量が小さい。
・こっちは、とんでもないノイズがでる。
簡単に気がついてしまうほどの差がありました。
ただエレキギターを弾いていただけのことで、
世の中に粗悪なケーブルが存在することを知ってしまいました。
昔は、粗悪なケーブルがごろごろと存在していました。
ということで、
刺すだけでガリが出る。ノイズが出る。音が変。音量が下がる。
等の問題外シールドは、早くから身のまわりから遠ざけていました。
ポイって捨てちゃう。
※銅線廃棄の扱いは、自治体によって異なります。ご注意ください。
単に不燃物ではありません。
対して、シンセサイザー等の電子楽器やオーディオ機器の場合には、電源を伴いますから、
信号は、エレクトリックギターみたいに微弱ではないだろうという勝手な思い込み。
考えてみればわかるはず。
アナログのターンテーブルだって、ターンテーブルは電動であろうとも、
針カートリッジからプリメインアンプまでの信号は、パッシブの信号。
シンセサイザーからのケーブルを雑に触ったところでピリッとするようなこともない。
私、気が付いたのは、
ステレオミニプラグ ⇔ TSフォン LR のケーブルだったか?
ステレオミニプラグ ⇔ RCA PIN LR のケーブルだったか?
家に何本か持っていた有名国内AUDIOメーカーの品。
店舗のAUDIO機器に小型のCDプレイヤーかMDプレイヤーを接続した時だったか?
イベントで PA Mixer に接続した時だったか?
もしくは、カセットテープのマルチトラックレコーダーで遊んでた時だったのではないかと思います。
あれ?今までと音が変わっちゃった!音量が小さくなっちゃった!このケーブルのせい?
と思って改めて比較。あれ?っと思った時どころではなく
歴然とした違いが確認できてしまったのです。
こんなにも違うの!?
それからいろいろ試してみたものの、
たったこれだけのコード、意外と高いわりにそんなに良さそうではない。
で、結局秋葉原でケーブルやパーツを買ってきて自分で組立てた方が安くて音がイイ。
という当然の結論に至りました。
楽器店で働いて、先輩やメーカーさんやお客さんに教わる。
お客さんに納品した時に、一緒にいろいろ試してみる。
イベントでPAの作業もする。
トラブってる誰かを横目で見て、原因を探る。
自分でも楽器を弾く、自分でもトラブル。
当然自宅にもAUDIO再生装置や楽器関連の機材もある。
LIVE観に行って&専門店に行ってプロの方に教えてもらう。
で、楽器関連もAUDIO機器関連も
世界大定番のケーブルとプラグをいろいろ試してみました。
も少しお手頃価格のパーツもいろいろ試してみました。
★結果、PA , DJ , AUDIO用ケーブルとして最初に、
『 あ!やっぱ コレでイイんじゃん! 』と思ったのは、CANARE L-4E6S !!
なんと思い上がった生意気発言!!
レコーディングスタジオでも使用される
世界の L-4E6S様 に対して失礼な口をきいてはいけません!
頭が高い !! 控えよ !!
※余談です。
昔、楽器屋さんだった時、
お客さんが自宅を新築する際に、
某世界的有名メーカーさんの1本100万円を超えるスピーカーをご注文いただきました。
パワーアンプと、スピーカーケーブルを相談されて、迷って、
そのスピーカーの輸入代理店さんに電話して相談しました。
『パワーアンプは、やっぱりYAMAHAさんが安心ですよ。』
『スピーカーケーブルは、やっぱりCANAREさんですよ。』
と、あっさり。
今の世の中では、この返答はあり得ないでしょうねぇ。
★次に、ああ、こっちじゃね !?
と思ったのは、mogami 2534 !!
CANAREさんの L-4E6S 同様にレコーディングスタジオでも使用される 世界の大定番!!
★最後に、すみませんでした!!
やっぱ、コレでした!!と思ったのが、BELDEN 8412 !!
イガイガ ムリムリ アメリカの音がする!!
アメリカのエフェクターとかもこの音だし。
ドンシャリ。
今、巷では『 派手な音がするケーブル 』と表現されることが多く
なんと適切な表現 !! と私も影響されて『 派手な音がするケーブル 』と言っています。
って、思ったのですが、
★その先に、決定的な BELDEN 88760がありました!
速い!安い!スッキリ!
反応が速い、音抜けが速い、輪郭がイイ、情報量が多い、
上から下までスッキリたっぷり出てる!
後からEQの補正とかもやりやすい。
こんなに次元の異なるケーブルが、こんなにお手頃価格でイイの!?
BELDEN 8412はもう要らない。
ケーブル、全部これに変更したい !!
ケーブル、ほとんど全部これに変更しちゃった!!
ただ1点だけ、使いにくい要素があります。
硬いのです。
DJ , AUDIO用途では、一切問題ないですが、
動きのある楽器やPAの用途には向きません。
PA , DJ , AUDIO用途ケーブルとして
私が、安心して第一にお薦めさせていただけるケーブルは、
このBELDEN 887760 です。
私も安心して信頼して使ってます。
そして、『 安心してお薦めできる!』この感覚を得られることがまた最高なのです。
注.
こもった音を、優しい音、低音豊かな音等と
勘違いせざるを得ない環境で聴いていらっしゃる方は、
最初、少々驚いてしまうかもしれない。
硬い、冷たい。と感じてしまうかもしれない。
すぐ慣れます。
抜けのよさ、情報量の多さから、暖かさをすぐに実感できるようになろうかと思います。
音量を少し下げられるようになる可能性もあります。
★さて、この流れでは、BELDEN 887760に対して
CANARE L-4E6S , mogami 2534 が劣っているように思えてしまうかもしれませんが、
そうじゃないんです♪
この点、私は、気になって仕方がないのです。
ギター、ベース等動きのある楽器での使用にBELDEN 887760は使えません。
CANARE L-4E6S , mogami 2534
或いは、このほかの楽器専用ケーブルに軍配があがります。
Mixerから、パワードスピーカー等、長い距離の引き回しには、
CANARE L-4E6S , mogami 2534を使いましょう。
マイクロフォン ケーブルとしては、
CANARE L-4E6S , mogami 2534 両手をグーにしてお勧めします。
ケーブルの巻き癖に強く、軽く、取り回しが圧倒的に楽でもあります。
より巻き癖に強いのは、CANARE L-4E6S ですが、
ある程度気を配って使えばmogami 2534も快適です。
そして !!
超のつく高級PAシステムやAUDIO機器を使用する場合、
CANARE L-4E6S , mogami 2534 に一切不満を感じないと思うのです。
BELDEN 887760 の方が、音が派手ですから、
一旦はBELDEN 887760の方が優れていると判断しても、
後から、やっぱりCANARE L-4E6S , mogami 2534 の方が好きだなぁ。
と判断されることもあり得るような気がしています。
以前にも書きましたが、
★ケーブル以上に大事なのは、プラグ !!
新品時点の音質の差も当然のことながら、
mm or inchの規格が合っていないと接点の不具合の原因になりかねませんし、
経年劣化の耐久性にも差がでます。
お好みの問題もありますが、
安心してお薦めできるのは、Neutrikの金メッキ製品。
もしくは、Neutrikの2nd Brand REANの製品をお勧めします。
★さて今回の件、
ご興味のある方にのみへの お薦めですが、
○ ご家庭用途の方、
AUDIOシステムのケーブルなんて、一度セッティングしたら 変えていないかと思います。
もしも、ご興味をお持ちになられる様であれば、気分転換程度の気分でお試しください。
もしかしたら、ビックリするほど音が良くなるかもしれません。
○ ご自宅でDAW , DTM , 配信 作業をされる方、是非、お試しください。
まだお試しでないようでしたら、
まず、ノイズ等を軽減できるかもしれません。
中低域、低域の混濁感回避や高域の抜け、
全体的な明るさや暖かみに変化を実感できるかと思います。
これまで認識できなかった音が聴こえて来るようなことがあるかもしれません。
○ 熱烈なAUDIOファンの方々、
こちらは、超特殊・変態ともいつも隣り合わせの世界。
軍事・医療レベルの 素材1m単価が10倍を超えることも普通の世界。
AUDIO専用電源供給にマイ電柱を立てることを夢見る世界。
別世界ですから、今回の内容には、ほぼご興味を持たれないかと思います。
○ PAエンジニアの方々、
各位 研究されてらっしゃいますし、ビジョンも方針もおありになる。
当然ご自身で組立てもなさいますし、こちらも関係ない。
○ DJの方!!
多くの方々の場合、DANCE MUSICのDJをされたうえで、
状況に合わせた選曲と効果をされていらっしゃいます。
お客様に踊っていただくためには、ドンシャリの音も必要ですし、
大音量、小音量、大会場、小会場、
MCの背景だったり、ご歓談の背景だったり
状況に呼応せなばならないかと思います。
超高域~高域~中域~中低域~低域~重低域 がスムーズに再生されて、
より抜けがよく、遠達性に優れ、混濁感の少ない音の方が、
当然よりコントロールしやすい。
お客様方もより快適に音楽などをお楽しみいただくことができます。
MixerとCDJ , PC , タブレット等との接続が、
機器に同梱されたサービスケーブルだったり、
電気屋さんで購入しちゃった品である場合などは、
是非!お試しください!
だいぶ変わりますよ♪
★こちらも余談♪
↑コレ、ご存じですか?
所謂、プリンターケーブルです。
USB A ⇔ USB B
PCで音楽を楽しむ際にオーディオインターフェイスをお使いになる場合、
PCをAUDIO機器に接続する場合、
このケーブルを使用することがあります。
私、安物のこの手のケーブルが信用できなくて、
見た目のしっかりしたのを探してきて使っていたのですが、
こんな噂を発見 !!
ELECOMさんの音楽用 USB A ⇔ USB B ケーブルが音がイイ!!
オーディオマニアさん達にも人気が出てる。とのこと。
音がイイかどうかは、まだ充分な検証をしてませんが、
ギター → オーディオインターフェイス → PC → ヘッドフォンで使用して
音源とともに練習してみた際、
『 ん? ん? ん? ちょっと良くなった気がする。
それより、ノイズが減った気がする。』と思いました。
比較できるケーブルもそんなに手持ちがないですし、
充分な検証をしたとも言えないので、お薦め!までに至りませんが、
ご興味をお持ちになられる方は、お試しになられてもよろしいかもしれません。
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★次回は♪
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★関連項目
楽器、マイクロフォン、オーディオ ケーブル ( シールド ) の おすすめ ① プラグ編 前編
★前回の記事へ⇒
音楽好きの方へ贈るCable ネタ 前振り。
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