エフェクター ( effector ) パッチ ケーブル ( Patch Cable ) オススメ!!

 
今回は、前回の

接点トラブルは、Patch Cable ( パッチケーブル )に起こる。

からの続き、
そして、これまで触れてきたケーブルに関する記述の続きでもあります♪



★ Patch Cable ( パッチケーブル )についてのこれまでのまとめ。

Patch Cable ( パッチケーブル )は、とても大事👆

良いギターケーブルを使えば、
ギター、ベース やエフェクターの音が良くなるのか?

そうではない。

ギター、アンプ、エフェクター本来の音を
如何に劣化なく引き出すかのため、
もしくは、欲しい音を引き出すため、

また、サウンドチェックや本番の進行を妨げないため、
ノイズ、ガリ、断線等のトラブルを回避・軽減するため、

ある程度の品質以上のケーブル・プラグを使うことが必須👆
もしくは、積極的なケーブル・プラグの選択が有効👆

ケーブルでも プラグでも 音は結構変わる。
この選択は、アンサンブルの中での効果に期待できる。
それに、単純に面白い😍


されど、Patch Cable ( パッチケーブル )となると、、、
同じケーブルであるにも関わらず、軽視されてしまうことも多い。

Patch Cable に多用するL字プラグは、ケーブルやストレートプラグと比べて単価が高い。
故に、3m , 5m, 7m といったケーブルに比べてPatch Cableは割高にみえてしまう。
しかも小さいから余計に割高にみえてしまうかとも思う。
単純に小さい・短いから軽く考えられてしまうのかもしれない。

ケーブルは、信号の伝達に重要ですが、
Plug ( プラグ )は、 Cable ( ケーブル )との接点、Jack ( ジャック )との接点そのものだから、ケーブル以上に重要。

effector ( エフェクター )を使うのであれば、エフェクターを増やすのであれば、
ケーブルが増える、プラグが増える、接点が増える。
音痩せ・音の劣化 、ノイズ・ガリ、断線等のトラブル のリスクが増える。
エフェクターが1個増える度に、パッチケーブルが1本増える。

1本のケーブルの接点数は、
ケーブルの input 、 output 両サイド
プラグとジャック接点 Hot と Cold で4箇所、
ケーブルとプラグの はんだ箇所 4箇所、計8箇所。

エレクトリック・ギターをケーブル1本のアンプ直で鳴らす時、
プラグとジャック、はんだ箇所の接点は8箇所ですが、
エフェクターを5個使うとしたら、40箇所にもなってしまうのだ😆

音の劣化 、ノイズ、ガリ、断線等のトラブル対策に、
ケーブル、プラグ、ジャック、はんだ の選択と組立て技術がいかに大切か👆

※余談※ 保管状態も大切です。
・おかしな巻き癖がつくと、断線の原因にもなります。
・多湿、ほこり、油分、サビ・酸化をすすめる原因にもなると思われますが、
 最悪、プラグとケーブルの接合部付近が腐食します。

いずれにせよ、サウンドチェック 、 本番時の
ノイズ、ガリ、断線等のトラブルも、音痩せ・劣化も
ご本人によるケーブル&プラグ軽視・クリーニング・メンテナンス・チェック不足以外のなにものでもありません。奥さんのせいでもありません。残念😭


Patch Cable ( パッチケーブル )は、とても大事・大切・重要です👆
エフェクターをひとつ増やすのであれば、高品質Patch Cable をひとつ用意しましょう。




★ より効果的な音を求め、より確実にトラブルを回避する為の対策👆

『信頼のおける楽器店さんやリペアマンさんに相談して、
 高品質なパッチケーブルを買ってアレコレ試してみる。』

 も、簡単な手っ取り早い方法ですが、、、

 可能であれば、世界的大定番のケーブル、プラグ、はんだを買ってきて、
 ご自身でアレコレ組立てて比較検討してみましょう♪

 まず、ある程度 本格的な ケーブル、プラグ、はんだ の比較になるはずです。
 そのうえで、技術を持った楽器店さんやリペアマンさんに相談することで、
 見えてくるものの幅が広がるはずです。
 圧倒的にコストを抑えることもできます。
 ご自身のエフェクトボードに最適な 長さも含めた仕様を準備することができます。
 納得のいく音を求めることもできるでしょうし、万全なトラブル対策に繋がります。



パッチ ケーブル ( Patch Cable ) オススメ!!👆

 ※ ①~④の番号はオススメ順ではありません。どれもオススメ!!
 ※ いずれも一般に流通し入手しやすい世界の大定番ケーブル&プラグ組合せ。
 ※ 良質なソルダーレスの商品も多数出まわっていますが、それはまたいずれ。
 ※ mm規格のJackに 接続するなら、やはりmm規格のPlugが最適でしょう。
      でも普通は、mm & inch 混在。であるならば、inch規格のPlugが無難。


①大定番!! 王様!! BELDEN 8412 + Switchcraft 226



プロフェッショナルの方々の 誰も彼もが使っていた超大定番。
イガイガ、ムリムリ、モリモリ、パワフル !!
重厚!! ツヤツヤ!! 派手!! アメリカンサウンド!!
ふくよかに膨らんだ感のある豊かな低音が中域に艶を生み出します。
通常のGuitar Cable としても大定番の組合せ。

BELDEN 8412は、ケーブルの王様。
各種のレコーディング、PA機器周辺、Audio機器周辺、楽器用途、世界的な大定番。
往年の数々のレコーディングがこのケーブルでなされてきた。
往年のギタープレイヤー達が愛用してきた
BELDEN 8412 と Switchcraft 226 王道の組合せ。
良質な Patch Cable 基本の組合せ。



② 今風? BELDEN 8412 + Neutrik NP2RX-B


上記①と同じケーブル BELDEN 8412  と Neutrik Gold Plated Plug NP2RX-B 組合せ。

★Neutrik Gold Plated Plug NP2RX-Bは、
圧倒的なシェア、高い精度と品質を誇る世界的なコネクターメーカー:Neutrik の大定番。 
通す音域が広く、太く、抜けが良く、とてもクリアで自然な音。
一般に流通する世界的大定番Plugとして最高品質だと思われます。

金メッキが施されたPlugは、酸化による経年劣化の影響を受けにくい。
より長い期間 Plug & Jack 接続のトラブルを軽減し安心してご使用いただけます。

Swithcraft も丈夫ですが、それ以上に丈夫です。
チャックとブッシュで締め付ける構造により、過酷な折り曲げ使用にも強い。
Audioを含めた一般的な認識では、Swithcraft より音がイイ。が普通の認識。
されど、Guitar 用途となると、意見は分かれます。



③  一番人気? mogami 2534 + Neutrik NP2RX-B


今もしかしたら、パッチケーブルとしても 1番人気なのかもしれない。
BELDEN 8412 と同様にそもそもは、マイクロフォンケーブル。
レコーディング、ライブ、放送、で使用される、
PA 、Audio 、楽器 用途に使用される高品質な世界的万能ケーブル。
made in Japan
シールドの銅線も超ピカピカ綺麗&ビッシリ!!
イイ音がしないはずがない!!

高域から低域までとてもナチュラル。
輪郭があり、音抜けが良く、遠達性にも優れている。
低域に 良い意味で 少し沈んだズッシリ感を感じるかもしれない。

とてもナチュラルであるが故、
重厚・艶やか・派手な BELDEN 8412 と比較すると
おとなしい魅力のない普通の音と勘違いしてしまう可能性あり。要注意!!

繰り返しになりますけど、
高域から低域までとてもナチュラル。
輪郭があり、音抜けが良く、遠達性にも優れている。
低域に 良い意味で 少し沈んだズッシリ感を感じるかもしれない。
これが素晴らしい魅力!!



④  これも有り!!  BELDEN 88760  + Neutrik NP2RX-B


BELDEN 8412 , mogami 2534 が、本来マイクロフォンケーブルであることに対して、 BELDEN 88760 は、オーディオケーブル の大定番。
今回の円安前、数年前までは、BELDEN 8412 同様 500円/1m 程度で流通していたケーブルながら、超高価なオーディオ―ケーブルを愛用する玄人 オーディオ マニア さん達にも愛用者が多い。軍事用、医療用 等で 1m 3万円もするようなケーブルも存在しますが、そういった超高級ケーブル傾向の音。

高域から低域までレンジが広く信号量がたっぷり多い。
そして通り抜けが速い印象を持てる。
とてつもなくナチュラルでありツヤツヤ。

低域がしっかりたっぷり出てるのに BELDEN 88760 の様にブーミーになりにくい。
BELDEN 8412 や mogami 2534 のような 2芯 、4芯 のマイクロフォンケーブルを使用すると
低音の膨らみ感、ともなって音量がアップするような感覚も受けるが それもない。

わたしは、比較しまくって、この組み合わせの Patch Cable を使ってます。
ですが、あまり多数派の選択ではないとは
思う。


以上、これらが全てではないですが、オススメ のパッチ ケーブル ( Patch Cable ) です♪


★  はんだ
  おまけ♪ はんだ

はんだ 、わたくしも散々悩んだのですが、
日本アルミット株式会社さんのKR-19 RMAが
曇りなく、癖なく、音の劣化を感じることの少ない高品質な はんだ かと思っています。

【狙い!】があれば、他にもいろいろな選択肢があるかもしれないとも思うのですが、
これまでいろいろと試したところ、高水準でどなた様にもご満足いただける はんだ かと思っています。

電子工作をなさる方々にとっても大定番ですので、秋葉原やに っぽんばし に行けば普通にお手頃価格でお求めいただけます。


★【雑談☆カントク】YouTube vol.48
トラブルは、 パッチケーブル に起きる!!
パッチケーブルは、大事よ!!







★次回は♪
LIEB Instruments & Audio Cables 7月のSALEご案内!!

★前回の記事へ⇒
接点トラブルは、Patch Cable ( パッチケーブル )に起こる。

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