接点トラブルは、Patch Cable ( パッチケーブル )に起こる。


アマチュアバンド、
本番前 LIVE HOUSE のサウンドチェック、
最も起きてしまうトラブルの原因は、Cable のPlug です。
Cable ではなく、Cable の Plugです。

さらには、Patch Cable のPlug です。



Guitar やBass の音が出ない😭
とんでもない雑音が鳴る😱


ある程度の品質のCable であれば、滅多なことでケーブルは断線しません。
丁寧なはんだ作業がなされていれば、はんだも剥がれません。

充分な電圧が確保されていれば、エフェクターも誤動作をしません。
ライブハウスのアンプを使うのであれば、まず整備されている状態でしょう。

トラブルの原因の多くは、Plugの接点不良です。
音質の悪化・劣化の原因もPlugにあることがほとんどです。

折角手に入れたエフェクターの性能も台無し。

劣化した粗悪なPlugは、楽器と機材の性能を引き出せないうえ、トラブルも招きます。
音質の劣化とトラブルを避ける為、高品質なPlugを使用することがとても大切です。

良質なPatch Cabl の大前提は、良質なPlugを使用していることです。

しかしながら、Patch Cable で主に使用されるL字Plugは、ケーブルそのものやストレートPlugと比べて単価が非常に高いため、Patch Cableは、3m 5m 7m のCable と比べてとても割高に見えてしまいます。


この為、Patch Cable を、特価のサービスケーブルで間に合わせてしまう方も多い。
ですが、それでは、お金を払ってトラブルを買ってしまうようなもの。


パッチケーブルに
どんな接点不良が起きるか😱


問題外レベル:粗悪なパッチケーブル。
エフェクターとエフェクターを接続する為、曲げて過酷な使い方もするパッチケーブル。
そのケーブル内部のシールドが折り曲げ使用に耐久すべく銅線に強度も必要。
充分な本数の銅線で丁寧に編み込まれている必要がある。
この銅線が不充分であると、外来ノイズに弱くシールドである意味さえ持たない。
さらには、プラグにはんだしたそのすぐ側が切れてしまうかもしれない。
世界の大定番ケーブルの単価が200円/1mととても安価であるにも関わらず、怪しげな出所のケーブルは避けたい。プラグが、折れる、ガタつく等丈夫でない品もそもそも避けたい。音が痩せる、ノイズが出っぱなし、音が出ないも起きるべくして起きる。


メンテナンス不足:酸化している。汚れている。
Plugも金属なので、いずれ酸化してバリバリ、ガサガサという音のガリが発生します。
酸化膜は鑢を掛けたり専門的な薬品を使わないと取り除けません。
現実的ではないのでガリが発生したらプラグはすぐに交換しましょう。
 
Plugは、結構汚れています。手指や室内のホコリ、油分、汚れ。汚れもガリの原因になります。また酸化を促進してしまうかもしれません。
 
楽器を現場に持ち込む前に、ティッシュや無水アルコール等を使用して汚れを取り除くとともに接点のチェックをしましょう。


盲点:Jack と Plug の規格は揃えましょう。
エフェクターの Jack がinch 規格、Patch Cable のPlugがmm 規格 だったりすると、一般に mm規格のPlugは、inch規格のPlugに比べて細いですから、酸化や汚れがあるとガリが発生しやすくなってしまいます。Jack と Plug の規格は揃えた方が無難といえるでしょう。。。現実的には無理??? mm規格とinch規格は混在しますよね?気になるようであれば、Plugは、inch規格が無難かもしれません。



アマチュアバンド、ライブハウス、本番前 のサウンドチェック、
トラブルの原因は😱 粗悪パッチケーブル、Plug の 規格違い、酸化、汚れが大半なのではないでしょうか。



頻繁に使わない方こそ:金メッキが施されたプラグが無難。
ケーブル以上にプラグで音は変わります。 
Plug 丈夫でなきゃ嫌ですよね?
折れたり、抜けたり、ガタツキがあったりしては嫌ですよね?
Neutrik , Swithcraft , G&H 等評価が高く頑丈なPlugから好みの音のPlugを見つけましょう。
また、近年では、はんだを使わない ソルダーレス プラグ を使用したPatch Cable にも良い品が増えているようです。重要な選択肢のひとつとお考えになられてよいかと思います。
ただし、例えばアマチュアの方で、一度ケーブルを買ったら10年使い続けてしまうような方、1年に1~2度ほどしか本番で演奏しないという方の場合、酸化による劣化を長く避けられる金メッキ仕様のプラグが無難かと思います。


ケーブルとプラグの組立てに使用される はんだ もより重要。
エレクトリック・ギターという特殊な楽器では、広い音域帯の再生性能は必ずしも求められない。ギターならではの音域帯の信号さえ通れば良い。という考え方もまた正義。
鼻が詰まったような音が良しとされる場合もある。劣化した様な音が好まれることもある。

必ずしもHiFiが正義ではないギターの世界ですが、
ギターとアンプをケーブル1本で接続する際はともかく、エフェクターの数が増えたりするば、接点が増える為、ケーブル、プラグ、それを組立てる はんだ もこの辺の音に影響を及ぼしてしまう。必ずしもHiFiが正義ではないギターの世界なので、どこのメーカーの○○という型番の はんだ が良いなどということは簡単なことではないものの、
ギターの Output Jack からアンプの Input Jack まで ケーブル1本の結線なら、はんだ のポイントは、ケーブルの両端 のHot Cold 計4点ですが、エフェクターが1個増える度に4点の はんだ ポイントが追加される。例えば、エフェクターを4個接続するとすれば、長いケーブルが2本、パッチケーブルが3本必要。 はんだ のポイントは、計20点。そりゃあ音にも影響が出るでしょう。

ならば、ソルダーレスがいいよね♪も正解。
はんだを使った音の方が好き。も正解。
接点を はんだ しないということは、接点の酸化も速いよね。もたぶん正解。

好みを見つけること重要。
判断すること重要。
面倒臭いから考えないことにする♪も正解。
劣化したら交換しちゃうからOK♪も正解。

最低限、サウンドチェックや本番で周囲に迷惑が掛からぬよう、自宅を出発する前に チェック、クリーニング、メンテナンスを行って自身の楽器や機材の状態を把握しておけばOK♪かと思います。



ケーブルとプラグは、ご自身で組立てることをお薦めします😍😂

3m~7m のギター ケーブルもパッチケーブルも、街の楽器店さんや、ネット通販さんでご購入できますし、わたしのケーブルショップ 【 LIEB Instruments & Audio Cables 】 でもお求めいただけます😍

世界の大定番ケーブルと、世界の大定番プラグを組み合わせたパッチケーブルをお店で買うと1本 3,500~5,000円。
自分で組立てれば、パーツ代は、5本組みたてても、10,000円くらいから。
その方が安いですし、ご自身の機材に適した最適な長さ、仕様、本数で組立てられる。
その分、いろんな品番を試してみることもできるでしょう。

そもそも エレクトリック・ギター というものを考えてみましょう。
『エレクトリック・ギターは、弾く人自身がカスタムして調整して使うものだろう?』
という考え方の国で生まれた楽器です。
弾いて、調整して、弾いて、カスタムして、弾いて、専門家のリペアマンに相談して・修理して・調整してもらって、弾いて、調整してを繰り返してゆく楽器だと思います。

まず弾くこと、
そして困ったら躊躇なく専門家のリペアマンに相談して・調整してもらうことがとても大事です。そして微調整や簡単な修理はご自身でされることがもっと大事です。

エレクトリック・ギターは、そのような楽器ですので、ケーブルくらいご自身で組立ててみましょう♪

みなさんお忙しいでしょうから、パーツ買ってきて、組み立てる労力と失敗の心配を考えたら注文しちゃった方が安くて安心。とお考えになられるのもご尤も♪

はんだ作業に慣れない方も、是非、 1度は挑戦してみてください♪


【雑談☆カントク】YouTube vol.48
トラブルは、 パッチケーブル に起きる!!
パッチケーブルは、大事よ!!







★次回は♪
『パッチ ケーブル ( Patch Cable ) オススメ』 を予定。
エフェクター ( effector ) パッチ ケーブル ( Patch Cable ) オススメ!!

★前回の記事へ⇒
YouTube で Fender Amp について Guitar のMid について JC-120について 語ってみました♪

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