楽器、マイクロフォン、オーディオ ケーブル ( シールド ) の おすすめ ① プラグ編 前編
比較されたことのある方は、
ご実感されていらっしゃるかと思いますが、
実は、ケーブル以上にプラグで音は変わります。
ケーブルトラブルに関しても原因は、
ケーブルではなくプラグに起きやすいかと思います。
さらには、劣化においても、
ケーブルよりプラグに起きやすいかと思います。
ライブハウス本番前のサウンドチェック時、
ギターやベースの方の音が出ない!とか、
とんでもないガリが発生してしまう!
といった現場に遭遇されたことはございませんか?
最も多くの場合は、接続が完全ではなかった。
ギター・べース、エフェクター、アンプ等のジャックへプラグが完全に奥まで刺さっていなかったケース。どこかが抜けてた。中途半端だった。
うっかりミスですね。
仕方がない。
ご愛嬌。
しっかり接続すれば、即問題解決です。
ギター・ベースのメンテナンスが甘い。
エフェクターのメンテナンスが甘い。
これ、楽器の搬入時にジャックのナットが緩んで回転して内部でショートしてる。とか、、、
そりゃー、あんまり無いですかね?
その前に気がつきますね。
まぁまぁあるのが、
エレアコやアクティブ ベースのプリアンプ電池切れ。
プリアンプの電池は、多くの場合、結構長持ち。
2年くらい平気で長持ちしてしまう機種もありますが、
ある日突然全く音が出なくなったりします。
ガサガサっとノイズが増えてくる場合もありますよね。
何故か、本番当日に起きる事象ですね。
即座に電池交換しましょう。
ただ、この場合、
多くの皆さんは、予備電池をお待ちなので即座に解決されることが多いかと思います。
ケーブルが粗悪、断線してる。
これは、問題外。
ご一緒に演奏してくれる方への、
出演させてくれるお店への迷惑行為に該当すると言えるかもしれません。
アンプまで、DIまで、マルチまで、ミキサーまで等は、
各パートの奏者として責任を待ちましょう。
とんでもないガリ発生‼︎
ご本人が原因を特定できないケース。
ジャック、プラグのmm規格、inch規格混在問題かもしれません。
『アレっ⁉︎ エフェクターがイカれた‼︎』
いや、プラグかもしれません。
『アレッ⁉︎ このアンプ イカれてますよ‼︎』
いえ、あなたのプラグです。
ジャック、プラグのmm規格、inch規格混在で起きるトラブルについてご存知ない方が意外に多いのです。
ライブハウスのエンジニアさんは、気が付いても
『どぉ~したんですかねぇ。ケーブル変えてみますかぁ?』みたいに
不愉快にさせない、原因を指摘しない対応をされるような気がします。
ギター・ベース ケーブルに使用されるフォンプラグ、TSフォンプラグの場合では、
mm , inch 混在でも接続の感触として違和感を感じないからかもしれません。
マイクロフォン ケーブル等に使用されるXLR キャノンのプラグの場合には、
mm , inch 混在で接続の感触に違和感を感じる場合が多々あります。
XLRでmm , inch 混在の場合は、接続時に違和感もありますし、
まさかの抜けたりする場合もありますから、
『あれっ!? 大丈夫かな?』って気付きますが
フォンプラグの場合は、違和感がないですから確かに実感しにくいかもしれません。
この件について、流石に検証してません。
フォンプラグも mm , inch 混在だけでは、普通には問題ないと思います。
おそらく、inch規格のジャックに
手の油等で汚れたmm規格のプラグを接続した場合などに
トラブルが発生しやすいかと思います。
次も改めての検証はしていないのですが、
mmの規格のジャックに
inch規格のプラグを接続した際に
この手のトラブルが発生したことを目撃したことはありません。
inch規格のジャックにmm規格のプラグを接続した際に発生する様な気がしています。
改めての検証はしておりませんが、多発する目撃談です。
関連した実例としては、
①ギターを弾かれる方の場合、
やはりSwitchcraft社製、Neutrik社製のプラグをお使いになられるケースが多いですが、
このmm , inch 混在を避ける為、
国産ギターのアウトプットジャックをSwichcraft社製に交換される方がいらっしゃいます。
②マイ マイクロフォンをお使いになられる方の場合、SHURE , AKG , Audix といった海外ブランドの製品をお使いになられる方が多いですが、これらは当然inch規格となります。
大切なマイ マイクロフォンですから、接点が変形することを恐れてmm規格のXLRとの接続を嫌われる方がいらっしゃいます。
また、わりとすっぽ抜けます。
③mm , inch規格の混在によるトラブルは、ジャック、プラグだけに起こる問題ではありません。
9V電池のスナップでも起こり得ます。
エレアコやアクティブ ベースのプリアンプ、エフェクターの9V電池スナップがinch規格で、9V電池がmm規格の場合でもノイズが発生する場合があります。
ジャック、プラグのトラブル回避のひとつの要点として、
まず mm or inch の同一規格を用いることがまず望ましい。
混在を避けることが難しいのであれば、
プラグはinch規格の品を用いた方が無難ではないかと思います。
誤解を避ける為に記しますが、
国産mm規格の製品を否定するわけではありません。
国産製品の精度は、世界トップレベルに間違いないと思います。
ただ、アマチュアレベルの楽器の世界において、
世界で一般的に流通する製品を使用する場合、
inch規格のプラグを選択した方が無難かもしれない。ということです。
もちろん、こだわり品質の製品の場合には、
国産mm規格の製品は、最高!! の可能性があります。
楽器、マイクロフォン、オーディオ ケーブル ( シールド ) の おすすめ ① プラグ編 前編のまとめ。
1. ジャックとプラグは、mm or inchの規格を合わせることでトラブルを軽減できる。
2. 混在させるのであれば、フォンプラグは、inch規格が無難だと思われる。
※音色についての表現は、様々な製品と聴覚上の比較をしたうえでの表現です。
私自身によるこれまでの比較結果の感想を軸に多くの方々と比較検証してきた際に
みなさんが口にしてくださった表現を加味しています。
★次回は♪
楽器、マイクロフォン、オーディオ ケーブル ( シールド ) の おすすめ ② プラグ編 後半
はんだ で音がかわるか問題。
ギター 楽器ケーブル(シールド)問題。
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