【雑談カントク】自己紹介⑤ケーブル (シールド) 組み立て
ギター用、楽器用、PA用、DJ用等のケーブルを組み立てています。
プロアマ問わず ご依頼いただいてから組み立てています。
お世話になっている飲食店さん等からのご依頼でも組み立てています。
直接私にご注文いただいたり、
私の妻が主催する音楽教室の楽器販売部門を窓口にご注文いただいたりしています。
大変ご好評いただいており、
気が付いたら、とんでもない数量を沢山組み立てていました。
ありがとうございます!!
そもそも、私が生まれた家は自動車部品屋さん。
家に沢山の工具がありました。
私が最初にその工具を使って修理・調整好きになったのは、ラジコン。
中学~高校~大学時代は、ギターの修理と調整。
リペアマンさんに猛烈に憧れておりました。
大学を卒業して16年間は楽器業界に在籍。
当然、お客様からご相談いただいて、ケーブルを組立てたりしてました。
そして、プロの方からのご依頼で組み立てる技術者の作業をガン観して&質問攻めして学びました。
要は、こうした作業がもともと好きであった。
それなりの知識と経験があった。
その後、バンド活動を再開するにあたり、
自分用、自分達用のケーブルを組み立て始めたこと、
ライブ活動やPAの仕事でお世話になった都内各所の飲食店さんにご相談いただいたことをきっかけに沢山のケーブルを組み立てるようになりました。
★組み立てる種類は、
・エレクトリック・ギター用途、エレアコ用途
・一部エレクトリック・ベース用途
・シンセサイザー等電子キーボード用途
・エフェクター パッチ・ケーブル用途
・PA機器用途
・DJ機器用途
・DAW機器用途
・一部オーディオ機器用途
★組み立てる目的は、
・正確な結線で得られる安心。
・ノイズ、ガリ、断線等のトラブル回避。
・耐久性
・用途に適した音質
・用途に適した長さ
★組み立てる素材は、
・プラグ:主にNeutrik社製ゴールドメッキの製品
・ケーブル:主にMogami社製品、Canare社製品、Belden社製品
・ハンダ:日本アルミット社製 KR-19 RMA(永年迷った結論)
★その理由。
・ケーブル以上にプラグで音が変わってしまう現実。
・プラグの規格にもミリ規格とインチ規格がある。
この点を軽視するとノイズ、ガリ、接点劣化等トラブルの原因となる。
・プラグの経年劣化回避。
・踏みつけた。等のトラブルにも強い丈夫なプラグ。
・素直な音、抜けの良い音、ワイドレンジなプラグ。
・同じ個体のギターであっても、弾き語り、バンドアンサンブル、使用アンプ、使用機材、
部屋空間等の環境によって適切な音は異なる。
使用するケーブルによって通過する音域帯幅、スピード感、音色等の実感が異なる。
アンプのEQより前の段階で適切な音の傾向を得ることは重要。
・そもそも、エレクトリック・ギターのシステムで最も重要なのは、
1.エレクトリック・ギター本体とピックアップ。
2.ギター・アンプとそのスピーカーそのもの。
3.上記ふたつを接続するケーブル(シールド)
・エレクトリック・ギターのシステムは、ピックアップの磁界を弦の振幅が動かした微弱な誘導電流をギターアンプで増幅するものであるから、ハイ・インピーダンスのエレクトリック・ギターにとってケーブル(シールド)も音を決定する重要な要素であることが当然。
なのですが、シンセサイザー、PA機器、DJ機器、DAW機器、オーディオ機器等のロー・インピーダンスのLINE信号もプラグやケーブルによって音は、大きく変化してしまいます。
私は、自宅練習用として2.5mで組み立てています。
ステージ用として、3mはちょい短く、5mは長い為4mで組み立てています。
高校・大学の頃には、アマチュア・バンド・コンテストが市民会館のステージや視聴覚ホールでありましたから、5m~7mのケーブルも必要でしたが、今は要らない。
対して、マイ・マイクロフォン・ケーブルについて、、、
私、都内各所の飲食店で演奏活動するにあたり試しまくったのですが、
お店のミキサーやメインのスピーカーのパワーアンプまで7mではちょっと心もとないことが多く。現在、XLRのマイクロフォンケーブルは、10mを4本と8mを6本持ち歩いています。
そんな私自身の使い勝手の経験から、
パッチケーブルの10cm~30cm 、PA機器用の 50cm~2m 、楽器用2.5m~5m 、マイクロフォン&ミキサー→パワードスピーカー用として5m~10mをお好みの長さのご依頼で承っています。
プラグ、ケーブル、完成品の音の傾向がテキスト他で表現されて発信されています。
例えば、同じ個体のエレアコを使うにしても、
ギター1本弾き語りの時と、バンドアンサンブルの時で求められる音は全く異なります。
弾き語りに適したLowもMid豊かな音をバンドアンサンブルの中で同様に鳴らしたら、迷惑になりかねません。
ヴォーカルの居るバンドで、Les Paulを骨太にワイドレンジで鳴らしてしまったら、、、
ロバート・プラントさんだって嫌な顔をされるかもしれません。
このことは、猛烈に重要です。
ですので、例えば、Mogami 2534と2524、Belden 8412と9395、Canare GS-6とL-4E6S
といった超大定番ケーブルに関しては、同じ長さ、同じプラグ、同じハンダの同一条件をご自身の環境でお試しいただくことがとても望ましい。
上記の超大定番ケーブルは、世界の超大定番ケーブルであり、超一流ミュージシャン達もBESTとして指名する品番です。
また、レコーディングスタジオ、プロのステージ、報道やTV番組でも当たり前に使用されている品番です。
ただし、本来はマイクロフォン用、その他音響機器用に開発された品番のはずで、素材も構造もそれぞれですのでご自身の楽器と環境と意向にどの品番が適切なのか検証が必要です。
1万円/1m以上もする超高価なケーブルも世の中には存在します。
当然素晴らしい音がすることだと思います。
しかし、それは特別に特殊な製品です。
バンドアンサンブルの中で適切な音がするか否かも別問題ですので、
上記の超大定番ケーブルを試しまくって、気に入った品に至らなかった際のその先のご検討でよろしいかと思います。
正直言って、私的には、普通には、
ギターであれば、Mogami 2534と2524の2種類持ってればOK。
音響機器やキーボードであれば、Mogami 2534かBELDEN 88760 でOK!!
パッチケーブルも、Mogami 2534かBELDEN 88760 でOK!!
マイクケーブルであれば、Mogami 2534かCanare L-4E6SでOK!!
Belden 8412と9395 これ勿論使って知って欲しいのですが、
今、円安で輸入品が高い。ちょっと前の倍額以上です。
また、あとで試すでもよいのではないでしょうか。と考えています。
ケーブルは、とても重要です。
特に品番によってLow Mid、Lowの出方が異なりますので
楽器が持ち合わせる音域帯や、どんな編成で演奏するのかによって判断が必要です。
また、そんなはずはないのですが、聴覚上はスピード感も異なって感じます。
秋葉原やネットで材料を購入してご自身でハンダして比較していただければBESTなのですが、
・みなさんお忙しいので、ハンダする時間が無い。
・ハンダこては持ってるが、ケーブルのハンダは心配だから自分でしたくない。
というお声が多い。
そこで、これまで知人・友人~お世話になってる飲食店さんからのご注文を主に承って、
ケーブルの組み立て販売を行ってまいりましたが、販路を若干拡大します。
※2024年9月時点 こちら mercariさんのショップでも 一部の品をご購入いただけます。
・世界のどこへ持って行っても恥ずかしくない超定番品番、
且つ安心納得してお勧めできる意図のある素材の組み合わせ。
・ご依頼の最適な長さ。
・丁寧で頑丈な手作業組み立てと通電・音出し検品。
・同条件で比較・検証・実用できるセット販売も!!
ご興味お持ちいただけます様でしたら、ご依頼ください。
★余談
以前なら、『昔っぽい音がするから。』と、あえてスイッチ・クラフトを愛用される方も多かったのですが、、、
今、トゥルーバイパスが知れ渡って、逆にバッファーをonにされる方も多いですし、
安価で高性能なワイヤレスシステムも浸透してる時代ですから、
より今風、ハイファイっぽい、ロー・インピー風な印象もあるNeutrickのゴールドメッキ一択でよろしいのではないか?
素直だし、レンジも広いし、丈夫だし。と考えています。
★次回は♪
★関連項目
ギター 楽器ケーブル(シールド)問題。
【雑談カントク】自己紹介④Salsa,Cuba音楽編
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