【雑談カントク】自己紹介⑥ Ukkari☆Sonについて。
Ukkari☆Sonについて。
私が所属するUkkari☆Sonは、
Salsaの源流:Cubaの伝統的ダンス音楽【Son】を演奏するグループです。
【Son】について、サクッと簡単に言うと、
【Buena Vista Sosial Club Band】という世界を魅了したドイツ人映画監督ヴィム・ヴェンダースの映画がありました。ライ・クーダーさんが出演されてたあの映画。
全てではないのですが、あの映画で奏でられていたのが【Son】。
さらにザックリ言うと、
あの映画では、旧都Santiago de Cubaのスタイルも色濃く反映しながらに現在の首都【Habana】のスタイルで且つ、管楽器中心ではなく弦楽器中心のスタイルで奏でられています。
ご出演のご老人方が活躍した時代背景には、マンボも流行りましたし、ハワイアンも流行りましたし、ナット・キングコール等の影響もあったでしょう。
それが、あの映画の【Son】なのですが、
Ukkari☆Sonは、日本で演奏する諸先輩方の影響もあり、
旧都Santiago de Cuba寄りのスタイルを多く演奏しています。
Cuba音楽は、ヨーロッパ音楽とアフリカ音楽のミックス。
中近東〜ヨーロッパの大衆音楽の影響やクラシックの影響も色濃く、最後に北米のJazzとも融合したダンス音楽。
ですので、本来 結構テクニカルな技量を必要とする側面もあるのですが、、、
Ukkari☆Sonは、【Son】の大名曲ばかりを選曲して、
ギミック無しの どストレートに演奏してます。
事の起こりは、
ウチの奥さんが出演して、ボサノバを歌ってた大塚のエスペトブラジル。
今はもう無いブラジル料理のライブレストラン。
そちらのママさんに
『SalsaのPartyをやって欲しい。前はSalsa のPartyもあったんだけど、いつの間にかなくなっちゃったから。』
で、Salsa Partyを引き受けた。
引き受けたんだけど、
俺たちが企画するなら、生バンド呼びたいね。
ギャラ払えないね。
呼べないね。
じゃ、俺たちが演奏しよう。
という身勝手な話し。
しかも、演奏できるヤツではなくて、
六本木のSalsa Club等で踊ってた仲間を集めてはじめた。
半数が、小学生の頃までギター習ってた、ピアノ習ってた。それきり。とのこと。
譜面台、マイクロフォンスタンドのカッコイイ立て方、
マイクロフォンの正しい使い方の説明から開始。
そもそも、SALSA CLUBやCuba料理のLiveレストランで踊りまくってた我々は、
お客さん立場でダンスフロアに居る際に踊りたい曲を選曲。
踊ってた仲間を集めて始めたので、そりゃ~難しいことなんてできない。
ともかくシンプルで簡単なアレンジで始めた。
その頃、
Salsa系プロのミュージシャンの方々、
少しでも練習したら確実にダンスも踊れるのに
踊らない方々の方が圧倒的に多かった。
そのことを逆手にとって、
『日本一踊れるグループ(俺たちが、)】と詐欺まがいのキャッチコピーでスタート。
毎月だったか、隔月だったかで、パーティーを開催して、そして演奏した。
3回ばかり開催したその時に、
日本の超重要なSalsa Bandに所属し、
超有名大学の先生でもいらっしゃる岩村健二郎先生が
Salsaの情報誌で、このPartyとこのバンドを紹介してくださった。
このことだけをきっかけに、
パーティーは、突然の大盛況‼︎
以後も大盛況!!
Ukkari☆Sonも
【Son】の大名曲ばかりを選曲。
ギミック無しの どストレートに演奏。
さらに、お客さん立場で大好きだったBombaというギミックだけは多め。
が!難しいことできない都合の
まさかのソレがウケてしまった!
このパーティー、
その後、このお店さんが閉業しちゃうまでに
他のお店でも演奏させていただきながら、結局60回以上開催した。
当時、毎月3回ほどのステージを何年間か続けた。
年間30回以上のステージをこなしたら、
『Salsa系のグループで日本で一番回数をこなしてるんじゃない?』って言われた。
結局、都内のSalsa Bar等を中心に15年以上活動を続けています。
意外な大活躍もしてる。
大御所様方をはじめ、Salsa演奏される多数のプロミュージシャンと共演。
キューバ出身の驚くべきビッグネームミュージシャン達とも共演。
実は、さらにとんでもないこともあった。
アメリカ大使館とキューバ大使館の両方の大使館で同日に演奏したことがある。
↑コレ、ちょっと凄くない⁉︎
Ukkari☆Sonなどと言う舐めたグループ名ながら、
『意外にも、実はちゃんとしてるUkkari☆Son。』とCuba音楽を演奏する仲間グループ達からそう評されている。
それもそのはず。
Ukkari☆Sonは、
素人なのだから、難しいことやらない。
できないことやらない。
シンプルなことをちゃんとやろうとする。
パルスとピッチ、基本の基本を少しずつでも向上させる努力をしようとしてる。
機材を正しく使って、
機材にも助けてもらおうと考えている。
踊りたくて、次の演奏機会を待ってくれているお客さま方がいらっしゃる。
演奏をさせてくれるお店さんがある。
僕らは、そもそもSALSA CLUBで踊ってくらいだから楽しいことが好きな浮かれ者。
3者満足が大切。
だから、踊ってくれるお客様第一。
告知も、『演奏します!』『LIVEがあります!』等とは基本告知しない。
『Partyを開催します。
飲んで、食べて、踊って、歌って、お喋りしてお客様主役に楽しんでいただきます。』
お客様方とお店さんの為に一生懸命告知します。
どのSNSが効果的?とか考えない。
告知できるSNSには全部告知する。
お客様立場で、飲みたいお酒、食べたいお料理とかも告知しちゃう。
お客様方大勢いらしてくれないと、
お店も儲からないし、お客様方も盛り上がりに欠けてしまう。
お客様主役とはいえ、
ステージの上に立つ人間が飲まないと、
お客様方飲まない。お酒が進まない。盛り上がりに欠ける。
お店さん儲からない。
だから、率先して飲む。
集客に失敗したとしても、、、
お店さんには、
『今日、お客さん少なかったけど、あなたたちが飲んでくれるから儲かった。
またやりましょう。』と言われる(ウケるw)
そんなグループで活動しています。
みなさんにも、SalsaやCuba音楽などLatln音楽の演奏活動をお勧めします。
何故ならば、
我々も結局のところ、演奏したくて演奏してるのですが、、、
踊りたいお客さんがいらっしゃるからの需要の上で演奏させてもらってます。
これが、一番ありがたい!!
それに、Latin音楽の世界、
例えば、Bluesの世界も、そこにプロのミュージシャンの方居合わせたら、構ってくださるけど、Latin音楽を演奏される諸先輩方、プロの方々は、それ以上のウェルカム‼️
超有名、超大御所の方々ともお喋りできる機会に何度も巡り合いましたよ♪
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