楽器、マイクロフォン、オーディオ ケーブル ( シールド ) の おすすめ ② プラグ編 後半
楽器、マイクロフォン、オーディオ ケーブル ( シールド ) の おすすめ ① プラグ編 前編のまとめ。
1. ジャックとプラグは、mm or inchの規格を合わせることでトラブルを軽減できる。
2. 混在させるのであれば、フォンプラグは、inch規格が無難だと思われる。
今回は、その続編です。
絶対にとは 言えないながらも、
inch 規格を選択する場合とinch規格が無難だとする場合、
XLRの選択肢はほぼ自動的にNeutrikになると思いますし、
フォンプラグの場合は、SwitchcraftかNeutrik、
もしくは、G&H , Amphenolあたりかと思います。
私は、いずれもNeutrikのゴールドメッキの品番をおすすめします。
何故ならばの前に、、、
Switchcraftについて、
ジャックとしては、FenderやGibsonでも純正ですし、
交換パーツとして圧倒的に安心、信頼&人気の大定番です。
往年の米国製ケーブルには、圧倒的にSwitchcraftのプラグが採用されていたし、
ともなって、往年の名プレイヤー達がSwitch Craftのプラグのケーブルを使用していたわけです。
往年のギターミュージックの音の再現を目指す上では、
自動的に重要なエレメントとなります。
では、Neutrikと比較した場合、
もう一段階進んで、
ゴールドメッキが施されたNeutrikのプラグと比較した場合。
強度:Switchcraftも頑丈です。Neutrikは、それ以上に頑丈です。
音:Neutrikの方がより今風でモダン。
より濁りなく透明感があり、輪郭に優れています。
レンジも広く聴こえます。
きらびやか、明るい、はなやかな音。
スピード感も速く感じる場合があるかと思います。
私は、単純にNeutrikの方が音が良いと思っています。
経年劣化:オーディオケーブルのプラグの多くで製品化されていますが、
ゴールドメッキは、経年劣化に強いとされています。
私は、Neutrikのプラグで対経年劣化の耐久性をより強く実感しています。
余談:Switch CraftのL字プラグは、テレキャスターに使えないが、
NeutrikのL字プラグは、テレキャスターに使える。
(※使えない場合もあるかもしれません。)
Switchcraftの音がお好みで、
且つ、プロフェッショナルの方々の様に劣化を感じた際にこまめに買い替えできるのであれば、Switchcraftを選択すべきだと思います。
Switchcraftのプラグは、往年のギターサウンドを再現する上での重要エレメントです!!
さらには、Switchcraftのプラグがちょっと劣化した音が好き!!
というご判断もあると思います。
ただ、、、
どなたかにお勧めすることを考えた場合①
ケーブルも必要に応じて本数が増えていく中、
買い足しはしても、
買い替えします?
わたし、自分で組み立てたケーブル、長く使用したもので20年近く経過してますが、
ゴールドメッキのNeutrikを使用したケーブルに劣化をほとんど感じていませんし、
接点のトラブルが発生したこともありません。
どなたかにお勧めすることを考えた場合②
質の良い安価なワイヤレスシステムも普及した現在、
デジタル機器を混在で使用することも当たり前、
常に真空管アンプ直結ならまだしも、
もぉ、敢えてSwitchcraftのプラグを選択することにそれほど意味があるのかなぁ〜?
という疑問を感じています。
特にエレクトリックギタリストの方々は、
世界のトップギタリストの方々の様に
ギターの手元のヴォリュームやトーンコントロールをより効果的に操られるのであれば、
Neutrikのゴールドメッキの方が、微妙にやりやすいのではないかな~。
などとも考えております。
繰り返しになりますが、
ギタリストの場合、Switchcraftは、間違いなく大人気です。
Neutrikのゴールドメッキの音が好きではない。
ゴールドメッキではないNeutrikが好き。
G&Hの音が好き‼︎
という方もいらっしゃいます。
ご要望があったり、
比較したいというご要望がない限りは、
万人に安心しておすすめできるという観点で
Neutrikのゴールドメッキの品番をオススメしています。
これは、
ギター・ベース、キーボードを含めた楽器とマイクロフォン、
DJ、PA、オーディオ類の ケーブルも同様におすすめしています。
もぉ一点、
私の様な年配のイメージとしては、
Switchcraftのプラグもなかなか普及してこない貴重な憧れのパーツでしたが、
Neutrikは、さらに普及が遅れましたし、比較して高価でしたので
プロの人が使ってるパーツ、上手い人が使ってるパーツというイメージがありました。
Switchcraftはかなり昔から存在したパーツですが、
Neutrikも結構昔から多くの方々が使用されていました。
Jazz , Fusion ,Rock関係なく昔から使用されてましたので、
もしかしたら、思い描く往年のギターサウンド、
SwitchcraftではなくNeutrikだった!という可能性もあります。
この点付け加えさせていただきます。
※追記
Rean というブランドをご存知でしょうか?
Neutrikのセカンドブランドです。
自身でケーブルを組み立てるみなさんは、
Reanのステレオ ミニプラグやRCA ピンプラグも使用頻度が高いかと思います。
Neutrik ブランドでも、RCA ピンプラグが存在するのですが、ちょっと高過ぎるのです。下手したら、Reanの5倍以上の値段がついています。
Reanは、大変ありがたいブランドです。
お手頃価格ですし、普通には音質に全く問題ありません。
このReanに エフェクトボードで使用するのにいかにも最適そうなプラグがあります。
Neutrik同様のゴールドメッキですし、通常のL字プラグより場所をとりませんので
私は、大変期待したのですが、、、残念。
音の太さの印象がNeutrikより落ちてしまうのです。
組み立てるケーブルの種類によっては、Reanのプラグをおすすめさせていただきますが、
L字のフォンプラグにつきましては、Neutrikをそのままおすすめします。さて、次回以降、ケーブルそのものについてのおすすめに移りたいと思います。
※音色についての表現は、様々な製品と聴覚上の比較をしたうえでの表現です。
私自身によるこれまでの比較結果の感想を軸に多くの方々と比較検証してきた際にみなさんが口にしてくださった表現を加味しています。
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