さあ、バンドをはじめよう!⑥譜面台とマイクロフォンスタンド


楽譜はねぇ。

できれば暗譜してしまいましょう。

楽譜も歌詞も暗記したうえで、
それでも必要であれば、
間違えない為のガイドとして見る程度にしましょう。


例えば、

・ロックバンドで譜面台立ってたら、カッコ悪い。

・ヴォーカルの人が歌詞ガン見して歌ってたら、
 この人なにしに出てきた?と思われてしうまう。

・楽譜と歌詞の両方を目で追いながら、客席を見て歌うのは無理がある。

とは言えねぇ〜、
社会人バンドに楽譜見ないで演奏は、なかなか無理があると思います。

ただ、譜面台やマイクロフォンスタンドの立て方で、
その点からして素人であることがバレない様にはしましょう。


マイクロフォン スタンド

ライブハウスや、音響オペレーターさんがついてるイベントでは、
オペレーターさんがセッティングしてくれますので、ご自身は微調整するだけとなります。

ただ!
音響オペレーターさんは、自身の持ち場の仕事として、
BESTな音響効果を目指してセッティングをしてくれますから、
基本的には不用意に動かさないことをオススメします。

手持ち無沙汰でなんとなくマイクロフォンの向きを変えてしまう様なことは慎みましょう。


音響オペレーターさんの居ない現場では、
当然自身でセッティングすることになります。



うちのバンド【Ukkari☆Son】もスタート時、
半数のメンバーがバンド活動は初めてでした。
なので、譜面台、マイクロフォンスタンドの立て方、
マイクロフォンの使い方の説明からはじめました。


次の2枚の写真を見比べてください。
どちらのセッティングがお好みですか?



★左の写真
・マイクロフォンの使い方を間違っている。
・マイクロフォンスタンドの立て方がテキトー過ぎる。
・クロームメッキのマイクロフォンスタンド。
 自身で購入する際は、避けましょう。不要な輝きが大昔っぽい。
・マイクロフォンケーブルの捌きが無神経。
・しかも、マイクロフォンケーブルを踏んでる無神経。
 あなたのケーブル?お店のケーブル?
 足を引っかけて抜ける、壊す、転ぶ等のトラブルにもなりかねません。
・マイクロフォンケーブルがカラーケーブル。
 自身で購入する際は、避けましょう。
・譜面台高過ぎ。
・譜面ガン見。
・だらしなく場所をとり過ぎ。
 こいつ連れてきたの誰?状態です。

★右の写真
・マイクロフォンスタンドが綺麗に立っている。
・マイクロフォンの向きが正しい。音響さんも安心。
・マイクロフォンケーブルの捌きが綺麗。
・マイクロフォンをハンドに持ち替えてもすんなり移動できる。
・譜面台が腰の位置より低い。
 もしくは、バンドメンバー全員で譜面台の高さを揃えると美しい。
・省スペースにまとめている。
 ダンススペースも確保している。


ちなみに、右の写真で楽譜を見た視界の写真がこれです。
カメラのレンズの視点1点でもこのように映ります。
これでもガイドとして充分に見えますが、
人間の左右の目の視点2点でみれば、マイクロフォンは、視界を遮りません。
マイクロフォンは、ほぼ見えなくなります。


 






まぁまぁ、起きてしまうことが仕方ないのですが、
大人初心者さんの場合、

①『マイクロフォンがこの角度だと、お顔がみえませんよね?』
 と仰る方がいらっしゃいます。

客席は真正面だけではないので、お顔は見えます。
そこを気にされるのであれば、
素敵な衣装を隠してしまう譜面台は、
もっと下げた方がよろしいのではないでしょうか?と思うのですが、

慣れない本番に舞い上がってらっしゃるので、
お伝え方に充分に気を遣っても伝わらず、
結果、マイクロフォンに声も入らない。
ニコニコしてる人の声がときおり聴こえる。
見た目に邪魔な譜面台はなんなんだろ?
という状態になってしまいます。


②『マイクロフォンがこの角度だと、譜面が見えませんよね。』
 と仰る方もいらっしゃいます。

マイクロフォンの向きと角度が正しければ、
マイクロフォンは、お口とお鼻の前にあるので、
両眼で楽譜を観ることができます。

ですが、慣れない本番に舞い上がってらっしゃるので、
お伝え方に充分に気を遣っても伝わらず、
結果、マイクロフォンに声も入らず、終始下向いて譜面台ガン見。
折角、観に来たのに。とお友達に思われてしまうかもしれません。

マイクロフォンスタンドと譜面台は、正しく立てる。
楽譜は、できるだけ暗記してガイドとして時折見るだけを心掛けましょう。
その為には、練習段階で楽譜を見ない練習も必要です。



★マイクロフォンスタンドは、
しっかりと安定するために重たい金属でできています。

また、マイクロフォンをしっかりと固定する為に、結構きつく締めることができます。


下部のパーツから順番にしっかりと固定しましょう。

乱暴に扱うと、手や指先を怪我してしまいます。
セッティングに余裕がある際は、作業グローブの使用をオススメします。


①下の方から順番にキメていきます。








↓こちら、OK!!      → これでは、安定しません。       


②下の方から順番にキメていきます。


             








③下の方から順番にキメていきます。










④下の方から順番にキメていきます。










⑤下の方から順番にキメていきます。










⑥下の方から順番に、最後にマイクフォルダをキメます。











また、ライブ終了後は、パーツの紛失を防ぐ為と、
次に使用される方が不用意に怪我をしない様に
各パーツをしっかりと締め込みましょう。

↓こちらは、OK!!                ↓こちらは、イマイチ。




★譜面台には、木製、プラスティック製、金属プレート製、
そして、金属のパーツを折りたたむ仕様などいくつかの種類があります。

一般には、持ち運びも可能な金属のパーツを折りたたむ仕様がかなり流通しています。
このタイプは、力ずくで開いたり閉じたりすると、簡単に変形してしまいますので、
お取扱いは丁寧に!!
わからなければ、どなたかにお任せしましょう。



★譜面台、、、
 実は、私は、タブレット、タブレットホルダー&ページターナー使ってます。


★ちなみに譜面台、近頃は、コレが人気ですよ。
周囲でも使ってる方が多いし、私も使ってます。
軽いし、ソフトケース付きだし、安定するし、比較的丈夫ヘラクレスだし。
HERCULES BS050B 譜面台 Amazonjさんのリンク

★ちなみに、マイクロフォンスタンドは、こちらの品が巷に圧倒的に多い。
K&M 21020B マイクロフォンスタンド Amazonさんのリンク








★次回♪
さあ、バンドをはじめよう!⑦超重要!! ヴォーカル・マイクロフォンの使い方。

★【雑談☆カントク】youtube
vol.1 ~ マイクロフォン スタンド の立て方~ Blog版【雑談☆カントク】で意外な注目を集めた 『さぁ、バンドをはじめよう!』シリーズ。第一弾。


vol.2 ~ 譜面台の立て方~ Blog版【雑談☆カントク】で注目を集めた 『さぁ、バンドをはじめよう!』シリーズ 第2弾。



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さあ、バンドをはじめよう!⑤本番デビュー‼︎ まずはご挨拶。

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