楽器、マイクロフォン、オーディオケーブル( シールド )のおすすめ ⑧ エレクトリック ギター 用ケーブル

 
さて、エレクトリック ギターのオススメケーブルです。


ギタリストさんと、ベーシストさん、

ケーブルにこだわり続ける方も多く、
逆に、これで充分!という判断を比較的簡単にされる方も多いと思います。

なんにしても、ベーシックな品番は比較しておいて損はない。


超定番のお試し順を提案させていただきたいと思います。
 ※プラグで音は変わってしまいますから、
  できれば、同じ品番のプラグで比較していただきたい。

 ※できれば、お好みのプラグを決めた後に比較していただきたい。

 ※私はNeutrik ゴールドメッキのプラグでの比較をオススメします。

1.mogami 2534
2.mogami 2524

3.Canare GS-6
4.Canare L4-E6S

5.Belden 8412
6.Belden 9395
7.Belden 9778

8.mogami 3368

まずは、なによりも
Mogami 2534と2524を比較していただきたい。

★Mogami 2534







世界大定番のマイクロフォンケーブルであり、
楽器用、音響機器用としての使用も大定番。
エレクトリックギター用としても標準ケーブルです。
安心と信頼の4芯ケーブルです。

様々なケーブルと比較した際、
最もギターの音がそのままに鳴ると感じるケーブルかと思います。

他の特徴のあるケーブルを使い慣れている方は、穏やか、おとなしい、地味、つまらないと感じるかもしれません。

あなどることなかれ‼︎

輪郭、スピード感、抜けの良さ、バランスの良さ、混濁しない低音、でも低音しっかりと鳴る。等この万能なケーブルを体感していただきたい。

この様なケーブルなので、低域をブーストしたい時などもすっきりと自然なブーストができるという印象も感じています。


★mogami 2524








世界の大定番 ギター用ケーブル、楽器用ケーブルです。
2534と比較してさらに抜けがよく、不要な低音がスッキリ、よりスピード感を感じます。

ある方には、最も優れた標準的ギターケーブル。
ある方には、困った時に抜けが良くなるケーブル。

私、初めて使った時の感想をハッキリと覚えています。
ともかくスピード感!!
ケーブルによって信号が通り抜けるスピードが速くなるということなどありえないわけですが、ともかく音抜けが良い。情報量が多いとも言えるのかもしれません。
某国産他社さんの大人気ケーブルを初めて使用した際にも、スピード感を感じたことがありますが、私個人的な感想として聴覚上のスピード感は一般的に流通するケーブルの中でピカイチだと思います。
ストラトのハーフトーンも軽くて、『歌ものバックも、これ最高じゃん!!』と興奮しました。

さて、ここからが重要。
抜けが良い、不要な低音がすっきり、スピード感を感じる、軽い。
等と表現しておりますから、軽い、細い、弱い等のイメージを引き起こしてしまうかもしれませんが、そうではありません。
輪郭のハッキリした、骨太、太い、重厚な音が飛び出してきます。
LIVEの本番中に『このケーブルすげぇ~な!!』と思ったことが何度もあります。
↑この様な傾向のケーブルですから、
控え目な音量でのバッキング、カッティングがバッチリ聴こえます。
いざ、ヴォリュームを上げてのギターソロ、
輪郭のハッキリした、骨太、太い、重厚な音がブッ飛んでいきます。
遠達性も素晴らしい!!

こちら【雑談カントク】では、mogami 2534がより広域にフラット、mogami 2524はより抜けが良い。と表現させていただいておりますし、実際に私が演奏する時、PAの作業をする時にも、この観点でケーブルの選択をしております。
一般的な演奏環境では、この判断で間違いはないと思います。
でも、もしかしたら!よりフラットなケーブルは、2524の方で、2534は低域が膨らむケーブルなのかもしれません。

私といたしましては、
・mogami2534とmogami2524 いずれかをお試しになられてことが無いのであれば、
 是非お試しいただきたい。
・mogami2534とmogami2524 できれば一度に両方をお試しいただきたい。
・兎にも角にも、この2本が最も安心しておすすめできます。


★Canare GS-6 と Canare L4-E6S

















もしも、mogami 2534、mogami 2524がお気に召していらっしゃるのなら、
是非!お試しいただきたいのがCanare GS-6 と Canare L4-E6Sです!

日本の中学生高校生バンドマンから大人初心者~プロフェッショナルまで、
おそらく絶対に!レベルで使用したことがあるのがこのCanare GS-6 と Canare L4-E6S。

Canare GS-6は、mogami 2524と同じく、2芯の楽器用、ギター用ケーブル。
Canare L4-E6Sは、mogami 2534と同じく、4芯のマイクロフォン他に使用できる万能ケーブル。

こちらを、同じプラグを使用した同じ条件下で比較していただきたい!

『あれ!? この音の方がなじみがある!』
『この方がバンドの中では俺の好みに合う!』

ってことが起こり得ます。

プロフェッショナルの方々も
普通にGS-6を使われている方いらっしゃいます。

私としては、万人に安心しておすすめできるNeutrik のゴールドメッキのプラグで比較していただきたいのですが、お好みによっては、Switchcraftのプラグで比較していただいと思います。


5.Belden 8412と 9395、9778




ブっとい派手な音が魅力のBelde8412 は、長く世界の標準ケーブルとされる
マイクロフォンケーブル、ギターケーブル、ベースケーブル、キーボードケーブルです。

イガイガ、ムリムリ、ギラギラとしたアメリカの音がします。
↑個人的な表現ですが、アメリカ的ドンシャリ感を味わえるかと思います。
『往年のプレイヤー達は、みなこのケーブルをswitchcraftのプラグと組み合わせて使用していた!』当たらずしも遠からず。かと思います。

私、何十年か前に特別に恵まれた機会に遭遇しました。

日本の最も売れたバンドに在籍されたギタリストさんで、
スタジオミュージシャンとしても引っ張りだこの方、
エフェクトボードを新しく組み上げたとのことで、
ご自身のSoldano SLO-100と
ご自身の当時世界を席巻したカスタムセットアップメーカーのSSHエレクトリック ギターで
超真剣なサウンドチェックをされている現場に立ち会うことができました。

まず、ドびっくりですよ。
こんなにまで、輪郭がハッキリとした音が存在するのか?
こんなにまでの音圧なのか?
こんなにまでのワイドレンジなのか?
こんなにまでミッドが飛び出してるのか?
俺だったら、粗が目立っちゃってとても恥ずかしくって弾けない!!

その時選択されていたケーブルは、パッチケーブルまで含めて全て
Belden 8412 プラグはswitchcraft。
ああ~、こ~ゆ~ことかぁ、、、

ハードロック系の歪。
噛みつくミッド!! イガイガムリムリ重厚なローミッドの輪郭も強い!!

Belden 8412 の音好きです。
ずっと知らず知らずのうちにレコードやCDで聴いてきた音ですから、
好きに決まってます。

是非、みなさんにも比較していただきたい。

なのですが、
Belden製品も輸入品ですから、2~3年前と比較して単価が2.5倍くらいになってしまってます。この先、また以前の様な価格に戻るのか?不明ですが、
mogami,CANAREと価格の開きがあまりにも大きくなっています。
今比較する必要があるか?ないか?の判断は、人それぞれの嗜好によるかと思います。
それに、今の音楽、今の楽器と機材、いずれにしてもバンドの中で演奏する、もしくはDAWにしてもBelden 8412である必要があるのかわかりません。
演奏環境を考えたとき、プロの方ならともかく、アマチュアの方の場合、mogami製品や、CANARE製品の方が扱いやすいのではないかなぁ。とも思っています。

Belden 8412と 9395、9778
Belden 8412は、2芯のマイクロフォンケーブル。
9395と9778は、1芯のハイインピーダンス楽器用の伝送ケーブル。

雑に言うと、8412 → 9395 → 9778 の順で抜けが良くなる傾向と言えるかと思います。

いずれもギタリストの方々に大変人気の大定番ケーブルです。

Belden 8412と、Canare L4-E6S、mogami 2534の比較。

Belden 9395 , 9778 と Canare GS-6 , mogami 2524の比較は、

大変興味深いものがあります。
この比較に大きな興味が向かれる方は、是非お試しいただければと考えます。

この時、非常に興味深いポイントは、
豊かな低音がエレクトリック・ベースやアコースティックギターにも向くといわれている
Belden 8412ですが、
ベーシストの方々でも8412ではなく、Belden 9395 , 9778を選択される方々もいらっしゃるということです。これは、9395 , 9778に豊かな倍音を求める。といった意向ではなく8412の膨らんだ低音を嫌ってではなかろうか?と思われます。

ちょっと勘違いしがちなのですが、
Canare GS-6、mogami 2524、Belden 9395 , 9778もしっかりと低音が鳴ります。

Belden 8412、Canare L4-E6S、mogami 2534に対して、
GuitarケーブルであるCanare GS-6、mogami 2524、Belden 9395 , 9778は、
不要な低音を通しにくいと表現されることがあるのですが、
それが、その通りなのか?
逆に2芯、4芯のBelden 8412、Canare L4-E6S、mogami 2534の低音が膨らむのか?
本当のところよくわかりません。
データはともかくとして、
ギターを弾かれる方の
ギターアンプを使用して(PA設備ではなく、)ギターを弾く時の聴覚上の判断として
なかなか判断の難しい面白いポイントだと思います。

何をよりBetterと判断するかは、個人の好みと着眼によりますし、
普段活動されているバンド アンサンブルの中での意図にもよるかと思います。
ご興味をお持ちになられる方は、是非比較をお楽しみください。


最後に
★mogami 3368

とても素晴らしい評価を耳にして、只今検証中です。
自宅で試してみてこれまでのいずれのケーブルとも印象が異なる為
今後、スタジオやライブでの検証を続けてみようと考えています。
ただ、印象が異なり過ぎるが為、
なかなかスタジオやライブでじっくりと試せる機会がなく
時間を掛けての検証になろうかと思っています。
今のところ、抜けの良さ、艶やかさ、パワー感等を感じています。
凸凹にも感じてしまっているのですが、
もしかして、これがよりフラットなの?
もしかしたら、後々おすすめに加えることがあるかもしれません。








★次回は♪

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