楽器、マイクロフォン、オーディオ ケーブル ( シールド ) の おすすめ ④ オーディオ ケーブル編

 

実は、私、20年くらい前までは、
パッシブ回路のギターやベースと違って、
電源を伴う信号のキーボードや音響機器の音が、
ケーブルで変わるわけがないじゃん。
よっぽど粗悪なサービスケーブルでもない限り。
って思ってました。

オーディオマニアの方々が、高額なケーブルに浪費している様子を胡散臭く思ってました。

申し訳ございません。


なんで気がついたのか?は、忘れちゃいましたけど、

以後は、CANARE、MOGAMI、BELDEN試して、
結果 BELDEN 8412を使っていました。




ミキサーからパワーアンプ、
DI まわり、
オーディオ機器、
DJ時の音源からミキサーなどなど。

何故かと言えば、
Salsa系イベント等で、
BGMを流す、DJをするという機会がある為、

Salsa系の音楽はまさにダンスミュージックですから、
当然のドンシャリ傾向の音を鳴らしたい。

その為、BELDEN 8412は向いてると判断したからです。
おそらく間違いではありませんよね?

PA機器、オーディオ機器、DJ機器に
BELDEN 8412がお好みな方のお気持ちがよくわかる気がします。


ですが私、その後、全部 BELDEN 88760 に交換しちゃいました。














オーディオ自慢のJAZZ CLUBなどでもよく見掛ける大定番ケーブル!!

音の特徴は、
透明感を感じる。
明るい。
癖がない。
ともかくナチュラル。
ワイドレンジ。
抜けの良さ。
スピード感がダントツ!!
ナチュラルだからこその華やかさ。
ナチュラルな派手さ。

慣れない方は、最初に硬く冷たく感じる場合があるかもしれません。

一番大きな判断のポイントとなったのは、
野外イベントの際に、Salsa系の音楽をBGMとして流した時です。

BELDEN 8412を使用していて、
8412の イガイガ、モリモリ、ムリムリしたLOW、LOW MID
いかにもアメリカっぽい音。派手な音が
ダンスミュージックのドンシャリに合うと考えていたのですが、

野外イベントでお客さん方に気持ちよく踊っていただこうと
EQをドンシャリ方向に動かした際に
そのイガイガ、モリモリ、ムリムリしたLOW、LOW MIDを
混濁感と感じてしまったんです。

もっとLOWのパワーを力強くスッキリと出したいと考えてケーブルを88760に変更。
大正解!!
MixerのLOWとHIをブリッと無造作にブーストして、これでOK!!

その後改めて88760をしっかりと再検証して確認。

以後、私の
PA機器まわり、
DJ機器まわり、
自宅オーディオ機器まわりは全て88760です!!

すみません!!
勢いにのって少し嘘をつきました。
全て88760です!! は、ちょっとだけ嘘です。
ミキサーから、パワード スピーカー等
距離が必要な部分だけは、
価格が高くなってしまいますので
mogami 2534 or CANARE L-4E6Sを使用しています。

88760を使用するようになってから、
オーディオケーブルとして、
88760の代わりに8412を使用することはありません。
代用するならば、mogami 2534 or CANARE L-4E6Sを使用しています。









BELDENと比べてお手頃価格なこともあるのですが、
88760を使用するようになってから、
改めてmogami 2534、CANARE L-4E6Sの素晴らしさを再認識いたしました。

mogami 2534、CANARE L-4E6Sをどのような言葉で表現しましょうか。
88760が華やかですから、比較するとおとなしく感じてしまうのですが、
どんな不満も口にしようがありません。
88760の方が、もう少し攻めたイイ音がする!
そんな認識でいかがでしょうか。


今、円安でBELDENは、2~3年前の2.5倍程度の価格になってます。
今、BELDENを選択する必要ある?CANAREかmogamiでイイじゃん!!
比較の為の購入なら理解できるけど。程度に考えているのですが、
88760だけは、全力でおすすめしています!


88760には、続きがあります。

何年か前、高校時代の先輩のお宅へ遊びに行きました。
先輩は、某大手レコード会社勤務の音楽制作者であり、
プロフェッショナルのキーボードプレイヤーです。

楽器部屋にお邪魔すると、
ハモンドオルガン、レズリースピーカー、ハイワットのアンプ、EVのスピーカーから
アナログターンテーブル、ラックマウントのよくわからない機器がずらり!!

赤いケーブルが目にとまり、
『おお、88760ですねぇ。』と言うと、
『こんな素晴らしいケーブル他にないよなぁ!全部88760にしちゃいたい!』と。
驚いたことに、ハモンドオルガンにも使用しているとのこと。

『えっ!? 楽器にも使ってるの!?』
私、それで驚いて、それから再び再検証。

結果、現在エフェクターボードのパッチケーブルは全て88760ですし、
場合によっては、エフェクターボードからアンプまでも88760を使用しています。










ワイヤレスの送受信機にも使用しています。





























※当店のメルカリショップでも販売しています。


※88760は、銅の編み線によるシールドケーブルではなく
 銀紙シールドケーブルですし、被膜も薄い。
 そして、硬いケーブルですので
 動きのある楽器には向きません。


BELDEN 88760は、
PA機器用途、
DJ機器用途、
オーディオ機器用途、
楽器用途、
エフェクターまわり用途として
なんにでもおすすめします。

Neutrikのゴールドメッキ品番とお使いになられることをおすすめします。










★次回は♪
ところで、フラットってなんだ?問題。

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